特別展示

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今年度の特別展


平成29年10月20日(金)~11月12日(日)
平成29年度 民俗シリーズ
特別展「氷見灘浦の生活誌」-半農半漁の村々-

ヒトンマ作業 
 (昭和30年代頃、氷見市泊)

ドブネによる網取り作業
(昭和30年代頃、灘浦「島の大敷」)

 海岸の近くまで丘陵がせり出した氷見市北部、灘浦海岸の泊や小境では、昭和10年代から30年代中頃まで「ヒトンマ」という一風変わった農作業が行われていました。
 泊のヒトンマ作業は、山間の新開田で、田の荒起こしの後に行われるもので、本来馬や牛が引く犂や砕土機を5人の女衆が引き回します。この作業によって新開田の水持ちが良くなることから、田植え前には欠かせない作業だったといいます。

 このヒトンマ作業からは、地元の浦々で営まれた定置網漁や遠方での出稼ぎ漁に従事する男性たちにかわって、地域の農作業を担った女性たちの姿が浮かび上がってきます。また、こうした灘浦での半農半漁のくらしは、この地域で400年以上続く定置網漁の歴史とも深く結びついてきたものでした。

 本特別展では、氷見灘浦の海岸部に位置する村々の歴史と生活を振り返り、この地で営まれた氷見ならではの半農半漁のくらしのありようを紹介します。

会 場 氷見市立博物館特別展示室
会 期 平成29年10月20日(金)から11月12日(日)まで
休館日 10月23日(月)・10月30日(月)・11月6日(月)
※11月3日(金)文化の日は臨時開館する。
時 間 午前9時から午後5時まで
観覧料 無料。ただし、解説図録を実費販売します。
行 事

【資料解説会】
 日時 : 平成29年10月21日(土) 午後2時より (予定)
 会場 : 氷見市立博物館特別展示室
 ※事前のお申し込みは不要です。ご自由にご参加ください。
【図書コーナー】
 図書館との連携事業のひとつとして、会期中特別展テーマに関する図書コーナーを閲覧室に解説します。

チラシ

平成30年3月2日(金)~3月25日(日)
平成29年度 考古・民俗シリーズ
特別展「中世の氷見を訪ねる」-暮らしと祈りの世界-


中世の氷見は史料が少なく、多くの謎に包まれています。しかし、南北朝期には現在の市街地の原形となる氷見湊が成立しており、市内寺院の多くは中世後期に創建されています。まさに中世は、今につながる氷見の原点となる時期といえます。

市内でも発掘調査によって、建物や井戸の構造が判明し、出土した生活の道具と合わせ
て、村での暮らしが復元できる例が増えてきました。
一方、中世には谷沿いに延びる街道に加えて、石動山登山道や義仲道など、山中を通る
街道も機能していました。これら街道の要所には城館が築かれ、城下町や市場が形成さ
れた場所もありました。また、山中にひっそりと残る寺社跡や石造物、あるいは出土し
た埋納銭は、中世の人々の祈りの世界を、今に伝えてくれています。

この特別展では、遠い過去ではなく今につながる中世の氷見を、最新の成果を加えて紹介します。
会 場 氷見市立博物館特別展示室
会 期 平成30年3月2日(金)から3月25日(日)まで
休館日 月曜日(3月5日・3月12日・3月19日)
時 間 午前9時から午後5時まで
観覧料 無料。ただし、解説図録を実費販売します。
行 事 【資料解説会】
 日時 : 平成30年3月3日(土) 午後2時より (予定)
 会場 : 氷見市立博物館特別展示室
 ※事前のお申し込みは不要です。ご自由にご参加ください。

【図書コーナー】
 図書館との連携事業のひとつとして、会期中特別展テーマに関す
る図書コーナーを閲覧室に開設します。