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 郷土作家シリーズの7回目として、昨年の五十嵐久和に続き、本年度は氷見の風物を多数画き残した村嶋酉一[ゆういち]を取り上げました。

 酉一は、本名酉一郎[ゆういちろう]。明治30年9月、富山市に生まれ、旧制富山中学校を卒業。東京美術学校に入り、結城素明に師事。
 在学中から帝展に出品し、昭和7年第13回帝展に「日午」で特選を、同11年改組第1回帝展に「菩薩嶺」で推奨を受けます。以後、新文展を中心に精力的に大作の制作に励みます。
 また、戦前から親交のあった国泰寺江南軒大喜老師らとの縁で、しばしば氷見の地を訪れ、心寄せていた氷見の風物や、氷見の浜に水揚げされた新鮮な魚のほか、花や蔬菜を題材として、墨の描線を巧みに用いた独自の墨彩画を多数画き残しています。

 本展覧会では、酉一の昭和13年頃から亡くなる同58年迄に至る、氷見を画いた作品や、氷見の魚を画いたもの等のほか、主に氷見市内に残る軸・額・屏風・色紙・絵入書簡など70点余を展示紹介しました。



「村嶋酉一展」展示風景

会 場 氷見市立博物館特別展示室
会 期 平成元年10月20日(金)から11月12日(日)まで
観覧料 無料。ただし、解説図録を実費販売。
図 録 『特別展 村嶋酉一展』

 H1年10月発行、B5判、20p、100円。
 (表紙:カラー、本文:モノクロ、カラー図版2p)

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